先人たちの教え/書物から学んだこと

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「工業生産の時代は、進む・遅れるという時間軸で物事を見る時代があった」

 しかし、成熟の時代となり、地域ごとの豊かさや多様性に段々人々の関心が向かっているのではないか。成果が出れば良し、出なくてもまた良し。みんなで山に入って、山をきれいにして気持ち良かった。七十代の者たちが頬を赤く染めるほど汗をかき、山仕事に打ち込むことの気持ちよさ、すがすがしさ、それがあればいいのです。

 将来の成果のために今を位置づけるのが今の経済だが、それでは現在がいつまでたっても手段になってします。そこから抜け出さなくてはならない、さらに論を展開させて、人類何万年の歴史を考察する学者と、マツタケのいっぱいとれる山を取り戻したいと汗をかく男性が、まさに同じ土俵で語り合い、高め合う。これこそ里山資本主義だと合点した瞬間だった。そうですね。立場はちがっても、地域の活性化や地域への想い・価値観は同感であり、語り合い・高め合いながら、張り合いを共有したいものです。

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